子供たちの父親 2
暴言を吐くようになって1ヶ月が過ぎた頃だろうか
ある日仕事から帰ると、家の中のものが、色々なくなっていた
テーブルに弁護士からの手紙が置いてあった
離婚についてだった
あー、またか
この人はなにも話し合うことができない人
探偵の次は弁護士か
どっちの時も事を起こす前に話と言うものが全くない
この人は、なんだか分からないけど、アタシと離婚したいんだ、そうとしか思えなかった
そして、聞いて呆れる
大量の荷物をもってどこへ行ったか、なんとアタシの実家だった
自分の実家じゃないんかい?
ますます、どーでもよくなった
何も言ってくれればアタシが出ていったのに
子供たちの勉強机まで持って出ていって、まるで引っ越しだよ
そして、アパートを借りる資金の手配がつき、アタシは家を出た
離婚もあっという間に成立した
婚姻関係にあるのに、浮気、不倫がいけないことは百も承知
でも、何故、そうなってしまったのか、本来はそこが重要なはず
自分を棚にあげる訳じゃないが
もと旦那は、いまだにそれは考えようともしてないだろう
子供たちのことがなければ、アタシだって口も聞きたくない、ヘドがでる
その都度思う
いつも子供たちに会うために、心が壊れかける
なんであんなのと結婚してしまったのだろう
もう子供たちに会うことを諦めようか
そしたら、こんな思いはしなくてもいいのにね
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