明日も曇り

優等生だった少女時代、2度の離婚、3度の結婚…現在鬱、引きこもりから脱出中のアタシの日常

3月10日

昨夜も約2時間、彼と電話した

毎日話してるから、新しい話はとくにない

でもお互い繋がっていたい

それだけは確か




彼は実現しないことをよく言う


すぐ照れてしまうアタシは、ニコニコしすぎで、頬が痛くなる

「じゃあ、ゆめのほっぺを舐めんといかんな」


ペディキュアの写メを送ったときも

「足舐めるー」


唇がカサカサでリップを塗りながら話していると

「キスせんとあかんな」


半分以上、本気な発言だって分かってる


でもアタシはそれを妄想することしかできない




昨夜は

「好きだよ」

と、すごく甘い声で言われて


何故か泣いてしまった


「ゆめにはいつも笑顔でいてもらいたのに、ごめんな」


「そばにいないから、何か言うことしかできん」


「何て言ってあげたらいいのかな」


「そばにいたら、涙を拭いてあげたい」


そんな言葉で、また泣いてしまった








今朝夢を見た


彼が前に送ってくれた海岸の写メ

その海岸でドキドキしながら手を繋いで歩くの


ふいに

「ねぇ」

と彼に呼び止められて、足を止めると

頬にキスされた




お昼にやり取りしたときに、その事を言った


「後は実行するのみ」


そう言われちゃった





彼は、きっといつかアタシに会おうともがくのだろう



それはあり得ないこと


嘘のアタシに恋してる彼


とっても愛しい







ずっとこのままで…